「ジャポニスム2018」現段階での企画案
平成28年11月現在、以下の企画案を検討中です。(今後の検討、調整や交渉の結果、変更になることがあります。)
資料9
「日本の美意識」展 (仮称) |
「日本の美意識」を主題に、「ジャポニスム2018」の基本コンセプトを提示する、いわば全企画の「目次」展。会場となる予定のラ・セーヌ・ミュジカルは、坂茂設計により、2016年末に完成予定。 |
伊藤若冲展 |
米国ワシントンD.C.や東京で開催した展覧会が多数の観客を集め話題になった伊藤若冲(1716-1800)を、パリで初めて本格的に紹介。 |
琳派展 |
フランス初の本格的な琳派展。琳派を代表する作品と、その流れを継承する近現代美術について世界的な視点で捉え直す。 |
縄文展 |
世界で最も古い土器群の一つである縄文土器、土偶、装身具、工芸品等を通じ、日本美術の原点たる豊かな縄文の美と、縄文人の世界観を紹介。 |
奈良仏像展 |
奈良県主催で奈良に伝わる国宝級の仏像を紹介。 |
明治展 |
明治150年を機に、写真、工芸、洋画・日本画等多様なジャンルの作品展示を通して、近代日本のアイデンティティ形成の歩みを探る試み。 |
神坂雪佳展 |
琳派の流れを継承した神坂雪佳(1866-1942)を中心に、近代日本の美術、工芸を紹介。 |
工芸展 |
これまで十分に公開されて来なかったフランス国内に所蔵されている日本の工芸品を中心に、現代工芸、デザインやファッション等を加えて、日仏交流の視点に基づき紹介。 |
藤田嗣治展 |
エコール・ド・パリの画家として日仏で活躍し、世界の脚光を浴びたフジタ(1886-1968)の本格的な個展を、没後50年を機にパリで初めて計画。 |
現代美術・建築展 |
現代美術、建築、映画、演劇、シンポジウム等、現代の日本をジャンルを横断して紹介。 |
子どもとアート展 |
日本の漫画家によるシナリオをもとに、日仏キュレーターが共同で現代美術展を企画。 |
マンガ・アニメ・ゲーム展 |
2015年の国立新美術館における展覧会が話題を呼んだ、現代日本のマンガ、アニメ、ゲームを取り上げ、その表現の多様性を概観。 |
チームラボ展 |
ミラノ万博やシリコンバレーでの個展等海外でも活躍している、チームラボによる大規模なデジタル・アートの展覧会を夏休み期間に実施検討中。 |
前衛書道展 |
日本を代表する前衛書道家の作品展を実施する。 |
大型モニュメント展示 |
パリの中で多くの人が行きかう屋内外のオープン・スペースに、現代美術家や建築家が制作する大型モニュメントを展示。 |
2舞台公演企画案 |
備考 |
歌舞伎公演 |
2007年のパリ・オペラ座での公演以来となる本格的な歌舞伎公演。 |
能・狂言公演 |
伝統的演目を中心とした能及び狂言公演。 |
雅楽公演 |
舞楽を含む本格的雅楽公演。 |
「三番叟」公演 |
能の演目の中においても特別な機会に上演される『三番叟』公演。 |
現代演劇(蜷川幸雄) |
『海辺のカフカ』等の蜷川幸雄演出作品の上演を検討中。 |
現代演劇(野田秀樹) |
野田秀樹演出による作品上演を検討中。 |
現代演劇シリーズ |
フランスでまだ紹介される機会の多くなかった演出家や演目を選び、日本の現代演劇をシリーズで紹介。 |
ダンス公演 |
コンテンポラリー・ダンス公演。 |
初音ミク公演 |
世界注目のボーカロイド・ソフト、初音ミクによる公演を検討。 |
日本芸能フェスティバル |
和太鼓、文楽、日本舞踊等を、秋と冬の週末を使って、フェスティバル形式で紹 |
映画 |
未だに知られていない優れた作品を取り上げ、「日本映画の100年」を紹介する特集上映。100年の回顧シリーズと現代作品シリーズの実施を予定。 |
テレビ |
日仏によるテレビ番組共同製作や日本のコンテンツのフランスでの放送の可能性を探る。 |
文学・俳句 |
知日派の劇作家・詩人で外交官のポール・クローデル(1868-1955)生誕150周年記念事業他を検討。 |
食文化・日本産酒 |
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祭り |
日本の各地域・地方に根ざした、多様で豊かな祭りを紹介。 |
禅 |
講演会・シンポジウム、坐禅会等を通じ、禅の精神を紹介。 |
茶道 |
茶会(野点)等。 |
華道 |
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武道 |
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庭園・盆栽 |
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花火 |
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講演会・シンポジウム |
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その他 |